レクリエーション介護士はどんな資格?取得するメリットも紹介します

レクリエーション介護士はどんな資格?取得するメリットも紹介します

高齢者福祉施設の活動の中で、最も大切なものの一つがレクリエーションです。

体操やゲーム、カラオケなどの活動をとおして健康を維持するだけでなく、一人ひとりの生活の質を向上する役割も担っています。

利用者が楽しく有意義な時間を過ごせるように、介護職はレクリエーションに配慮しなければいけません。質の高いレクリエーションを学びたい人におすすめの資格が、レクリエーション介護士です。

今回はレクリエーション介護士の内容と取得するメリット、そして取得にかかる費用と時間を紹介します。

レクリエーション介護士の概要

レクリエーション介護士は2014年9月に創設された民間資格です。1級と2級に分かれています。

多くの介護施設では活動の一つとしてレクリエーションが提供されていますが、レクリエーションはただの遊びではありません

積み木のレクリエーション

身体機能や健康の維持増進、毎日の生活に生きがいを感じられるような質の向上を目的に、利用者一人ひとりの身体機能や性格、趣味などに応じて行われる必要があります。

しかしレクリエーションの基礎的な知識や技術を学んだ介護職は、まだまだ少ないのが現状です。

レクリエーション介護士の資格取得をとおして生活の質向上に着目をした、質の高いレクリエーションの企画と実施ができるようになるでしょう。

レクリエーション介護士を取得するメリット

資格を取得すると、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?主なメリットを3つ紹介します。

一人ひとりに合った質の高いレクリエーションを提供できるようになる

1つ目のメリットは利用者一人ひとりに合った、質の高いレクリエーションを提供できるようになることです。

高齢者一人ひとりが抱える課題は異なります。身体機能や認知機能はもちろんのこと、性格や好きなものも十人十色です。

運動する高齢者

レクリエーションは単純な娯楽ではなく、楽しみながらも身体機能維持や健康増進を目的としなければいけません。

資格取得をとおして効果的なレクリエーションを企画し、楽しく・安全に実施できる方法を学ぶことができます。

施設や事業所全体の質が向上する

2つ目は、勤務する施設や事業所全体の質が向上することです。

前述したように、レクリエーションの基礎を学んだスタッフは多くありません。多くの施設でレクリエーションが提供されているものの、理論に沿って効果的に行われているところはまだ少ないのです。

資格を取得したスタッフがいれば、レクリエーションの知識や技術を他のスタッフにも伝えることができるようになるでしょう。

効果的なレクリエーションを実施できるスタッフがどんどん増えていくことで、施設や事業所全体の質が大きく向上します。

記録をとる介護士

就職や転職する際にアピールできる

3つ目のメリットは、就職や転職の際に資格取得をアピールできることです。

介護の現場で重宝されるのは、介護技術の高さだけでなく質の高いレクリエーションを行えるスタッフも含まれます。

資格を取得しておけば介護施設への就職や転職する際に採用担当者の目に止まり、採用に有利に働くこととなるでしょう。

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取得にかかる時間と費用

続いて資格取得にかかる時間と費用を見ていきましょう。

レクリエーション介護士2級取得に必要な時間と費用

2級を取得するためには、通信講座か通学講座のいずれかを受講しなければいけません。

通信講座の場合は自宅でテキストやDVDを使って学び、添削課題を提出します。

最後に選択式の試験を受けて、60点以上で合格です。ユーキャンの通信講座で目安期間は3ヶ月、費用は一括払い・税込み35,000円となっています。

勉強する手元

通学講座では1日6時間受講の場合、最短2日間で取得可能です。

講座受講後に添削課題を提出し、さらに試験を受けます。60点以上取得すれば合格です。費用は講座を開いている団体によって異なりますが、税込みで約35,000円~39,800円となっています。

レクリエーション介護士1級取得に必要な時間と費用

1級は2級保持者のみが取得可能です。アイスブレイク体験会、4日間の講座、フォローアップ研修、そして現場実習を行った後に筆記試験を受けます。

筆記試験は選択式と記述式、さらに小論文が課されるなど高度なものです。さらに講座での評価も採点基準に含まれ、合計60%以上取得すれば合格です。

介護士と利用者

アイスブレイク体験会から筆記試験まで、全ての日程が間隔を空けて行われるため、具体的に必要となる時間を表すことはできません。

おおむね6ヶ月ほどを見ておきましょう。費用は100,000円ほどとなっています。

まとめ

レクリエーション介護士は主に高齢者施設において、質の高いレクリエーションを企画・実施するために作られました。

資格取得をとおして、レクリエーションの基礎知識と技術を身につけることができるでしょう。

1級と2級、どちらも講座の受講が必須です。1級は現場実習の他に小論文も課されるのでレベルは高いですが、2級はレクリエーションの基礎知識を持っていない人でも独学で十分取得できます。

通信講座だけでも取得できるので、気になった人はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

(Posted by Ahmad)

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※掲載情報につきましては、 2020年05月06日公開時点のものです。 施設情報・制度・資格などにつきましては、改定などにより最新のものでない可能性があります。必ず各機関や団体、各施設などにご確認ください。