認知症ケア専門士の更新方法って?必要な単位数と取得方法を解説

認知症ケア専門士の更新方法って?必要な単位数と取得方法を解説

こんにちは。理学療法士のsyuseiです。

介護職に人気が高い資格の1つに認知症ケア専門士があります。試験に合格して資格を取得するというのは知っている方も多いかもしれませんが、資格を更新するために単位の取得が必要なことはあまり知られていません。

そこで、今回は認知症ケア専門士の資格更新のために必要な「単位」について、単位を取得する方法更新に必要な単位数、そして筆者の経験をもとに資格を取得する場合に注意しておきたいポイントについて解説します。

認知症ケア専門士の単位取得の方法

認知症ケア専門士の単位は学会や研修会への参加、論文の発表などにより取得できます。また、研修の規模や内容などにより「取得できる単位数」が異なっています。

そこで、単位が取得できる方法と取得できる単位数を紹介します。

学会や研修への参加

説明会

 

認知症ケアに関する学会や研修に参加することで、以下のような単位数が取得できます。

 

・日本認知症ケア学会(参加)→8単位

・日本認知症ケア学会(発表)→3単位

・ブロック大会(参加)→7単位

・ブロック大会(発表)→3単位

・教育講演、地域部会、ナイトセミナー(参加)→5単位

・認知症ケア学会が認定する学術集会、講座など→2〜3単位

 

認知症ケア専門士の認定学会である、「認知症ケア学会が主催する研修は単位数が5単位以上の単位が取得できるのに対して、認知症ケア学会が認定した他団体が主催する学会は低めの2〜3単位となっています。また、学会などで参加&発表をすると、最大で11単位が取得できます。

論文の発表

散らばる書類

認知症ケア学会が認定する機関紙などへ論文を発表することでも単位が取得できます。

論文を主に執筆し、最初に名前が掲示される「筆頭者」になると、最大8単位が取得できます。また、筆頭者以外で一緒に論文発表に協力して名前が掲示される「共著者」になると最大2単位が取得できます。

認知症ケア専門士の単位が必要な理由

認知症ケア専門士が学会や研修へ参加したり、発表したりして単位を取得するのは、スキルアップのためだけではありません。

スキルアップ以外にも、「認知症ケア専門士の資格更新」「認知症ケア上級専門士取得」のために、一定の単位数が必要になります。

資格更新のためには単位数は5年間で30単位が必要

認知症ケア専門士の資格は、1度合格したら一生持ち続けられると思っている方も少なくないでしょう。

それは、大きな間違いで、資格を更新するために5年間で30単位という単位数を取得しなけばなりません。もし、その単位数に満たない場合は資格を更新するための手続きができず、せっかく難しい試験や面接に合格して取得した資格を最悪の場合失うことになります。

取得する単位数はどの学会や研修で取得しても大丈夫ですし、5年かけてじっくり取得しようが、1年で一気に取得しようが、とにかく5年間で合計30単位になれば単位の更新ができます。

認知症ケア上級専門士の資格取得にも単位が必要

認知症ケア専門士より上位の資格にあたる、「認知症ケア上級専門士」にも単位の取得が必要です。

認知症ケア上級専門士の資格取得のためには、認知症ケア上級専門士取得のための研修の受講や論文の発表など多くの条件がありますが、条件の1つとして「30単位の取得」といった条件が含まれます。

単位取得を取得する場合に知っておきたい注意点

5年間で30単位と聞くと、余裕に感じる方もいるかもしれませんが、筆者の周りの認知症ケア専門士は焦って駆け込みで単位を取得したという方も少なくありません。

そこで、筆者の経験も踏まえながら、単位取得のために注意したいポイントを紹介します。

開催場所は他県の場合も!開催スケジュールは欠かさずチェックしよう

筆者は広島県に住んでいますが、地方だと研修の開催がそれほど多くありません。そのため、「自宅の近くで開催される研修に参加して単位を取ろう」と思ってのんびりしていると、5年間があっというまに過ぎてしまいます。

もし近場での研修に参加して単位を取得しようとするならば、開催スケジュールを欠かさずチェックして参加するようにしましょう。

定員オーバーにもきちんと配慮。単位は学会参加をして早めに取得するのがおすすめ

筆者が資格更新に必要な単位数がギリギリだった時に、近くの研修に申し込んで安心していたら、定員オーバーで研修に参加できず焦った記憶があります。

そのため単位の取得はできるだけ早めにしておき、余裕を持って更新年を迎えるようにしましょう。

また、前述のように小規模の研修などは定員オーバーのことがあるため、学会やブロック大会など大規模なものに参加するようにしましょう。

研修に積極的に参加して認知症ケア専門士の単位を欠かさず取得!

認知症ケア専門士は民間資格ですが、介護福祉士などの介護スタッフだけでなく医師や看護師の医療従事も多く取得している資格です。

「単位のために研修を受けるのは面倒」と思いがちですが、認知症ケア専門士の学会や研修に参加すると介護や医療を組み合わせた幅広い知識が学べます。

最新の知識を学び、日頃の介護業務のスキルアップがはかるためにも認知症ケア専門士の学会や研修へ参加して単位をしっかり取得していきましょう。

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※掲載情報につきましては、 2020年03月12日公開時点のものです。 施設情報・制度・資格などにつきましては、改定などにより最新のものでない可能性があります。必ず各機関や団体、各施設などにご確認ください。