男性が介護業界に転職するメリット・デメリットとは?

男性が介護業界に転職するメリット・デメリットとは?

書類を書く人

介護業界は常に人材不足の状態。

人手が欲しいという理由と、資格がなくても就職できる事業所も多いという理由から、他業種からの転職がしやすい職種であるという特徴があります。

しかし、他業種から介護業界に転職、と考えてはみたものの、不安に感じる方も多いのではないでしょうか?虐待のニュースや、賃金と給料が割に合わない。所謂ブラック企業であるといったイメージを持つ方も多いと思います。

そこで今回は現役で介護福祉士として現場に立つ筆者が、男性が介護業界に転職する際のメリットとデメリットを紹介します。世間のイメージとは違い、介護士の仕事には素晴らしいメリットも沢山あるので参考にしてみてください。

男性の介護士は重宝される!?メリット3つをご紹介!

親指を立てる男性

ひとえに介護業界といっても、働く場所や業種によって業務内容は大きく異なります。

  • 直接介助は行わず、施設内での細かな業務を行う「介護補助」
  • 訪問介護などのまとめ役の「サービス提供責任者」
  • 実際に介助を行う「ケアワーカー」等々です

今回は、実際に介助を行うケアワーカーとしての転職メリットを紹介していきます。

身体面でのメリット

利用者様の中には、自力で起き上がったり立ったりすることができない方もいます。そういった方にはケアワーカーが介助を行い、移乗を行うのですが、力が入らない人間を支えるのは非常に大変です。

利用者様が小柄な方であればそこまで大変ではありませんが、大柄な方だと60kgを超える方もいるので介助者にも大きな負担がかかります。女性のケアワーカーにとってはかなりの負担となるので、数名で移乗介助を行うように決めている施設も少なくありません。

そんなときに、男性のケアワーカーがいると力仕事を安心して任せることができるので、男性ケアワーカーは重宝されやすいです。特に重度の障がいがある方がいる病院特別養護老人ホームでは活躍が見込めます。

活躍していれば昇給もしやすいですし、利用者様からの感謝の言葉も沢山頂けるでしょう。誰かに必要とされていると感じることができるのは、大きなメリットではないでしょうか。

異性との出会いが多い!

手をつなぐ男女

これは人によるとは思いますが、介護職は沢山の女性と知り合うことができます。介護職は基本的に女性の方が多い傾向があります。女性の就業が特に多いデイサービスを筆頭に、他の施設でも6割以上は女性であることが殆どです。その為、普通の企業で働くよりも女性と関わることが多い上、介護職はチームプレーなので親密になりやすいといったメリットがあります。

男性にしかできない役割が介護職にはあるので、肩身が狭いといったことも少なく仕事に取り組むことができるでしょう。

男性というだけで活躍の機会が多い!

利用者様によっては女性職員へセクハラが酷かったり、女性職員による介助を拒否する場合もあります。稀なケースですが男性利用者様への移乗を女性職員が行った際に、それを見ていた女性利用者が「あの女の人は男に色目を使っている!」といって激怒し女性職員の介助を一切受け付けないケースがありました。

そういった事態を防ぐためにも、介助する場合は可能な限り同性での介助を心がけている施設も少なくありません。このような理由から割合の少ない男性職員は重宝されることが多いです。

男性の介護士で困ることって?転職のデメリット3つ

体調が悪い人

メリットがあれば、その分デメリットもあります。

ただ、男性ならではのデメリットというよりは、介護士という職自体のデメリットの方が多いです。その中でも男性がデメリットに感じやすい点を紹介していきます。

身体的に辛くなりやすい

長く介護の仕事を続けていくと、介助での負担が次第に身体に現れるようになってきます。特に移乗介助のときに負担がかかる腰や、座っている時間が少ないので足に痛みがでやすいです。男性は体格のある利用者様を任されることも多いので、身体を悪くしないように日頃から気を付けていく必要があります。腰が痛くなる前に日頃からストレッチや筋トレをしたり、移乗技術のスキルアップをすることで防ぎやすくなるでしょう。

また、シフト制ということもありどうしても生活は不規則になってしまいます。特に夜勤をやると生活リズムはバラバラになってしまうので、健康面でのセルフケアは長く業界で働くのであれば必須です。

連休が少ない

基本的に介護の仕事はシフト制なので休みが不規則です。月によっては単発休みばかり続いて、連休が無い月も出てきますし祝日関係なしなので休みは少ないです。

特にゴールデンウィークや正月など、他の方が休みのときでも働かなければならないので家族や友人と予定を合わせづらいデメリットがあります。ただ、施設によっては夏・冬休みが設定されてたり、希望の日に休める希望休制度が実施されていたりもするので休みが全くない訳ではないです。正月の出勤では、臨時で手当てがでる場所もあるので少しお得に感じる方もいるかもしれません。

男性の介助を拒否される方もいる

女性の介助を拒否する利用者様がいるように、男性介助を拒否する利用者様もいます殆どは女性の方で「男の人に裸にされるのなんて嫌」、「男の人に触られたくない」といった当たり前の理由からです。いきなり言われてしまうとショックかもしれませんが、女性が赤の他人に触られたくないのは当然のこと。

拒否がある際には女性の職員と交代すれば問題ありません。中には女性利用者様で男性職員に対してセクハラ行為をしてくる方もいるので、そういった場合にも女性職員と交代するようにしましょう。

まとめ

介護職は身体的、精神的に大変な仕事ではありますがその分やりがいのある仕事です。2019年10月には新たな処遇改善で大きな給与アップの兆しもあります。

無資格、未経験でも本人の能力次第では一気に大活躍できる可能性もある職業です。興味のある方は是非、介護業界で働いてみて下さいね。

(Posted by にわたまこ)

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※掲載情報につきましては、 2019年10月29日公開時点のものです。 施設情報・制度・資格などにつきましては、改定などにより最新のものでない可能性があります。必ず各機関や団体、各施設などにご確認ください。