50代からの介護業界へ!転職を成功させるポイントを徹底解説

50代からの介護業界へ!転職を成功させるポイントを徹底解説

50代からの転職活動のイメージ

高齢化社会と言われている日本。そんな中、介護の仕事に興味を持つ方も多いと思います。年齢が若い頃に転職するならともかく、50代を過ぎてからの転職だと色々と不安があるのではないでしょうか。

今回は、50代の方が転職を成功させるポイントをいくつかに分けて紹介していきます。

施設の形態を選びましょう!

介護施設のイメージ

介護の仕事というと、利用者様の身体を抱えたり、動き回ったりする肉体労働的なイメージが強い方は多いのではないでしょうか。実は、肉体労働が多いのは介護職全てではありません。転職の時に施設形態をしっかりと選べば、肉体的な疲労が少ない職場で働くことも可能です。年齢からくる体力の衰えを感じる方は、初めの施設選びが肝心になります。

ここからは、どの施設を選べば良いか紹介していきます。

特養、老健は肉体疲労大!

特別養護老人ホーム、略して「特養」と呼ばれる施設は、自宅での生活が難しい方が入所する施設です。よって利用者様は、自分ではほとんど身体を動かせない方や、介助がないと行動できない方が大半となります。

移乗介助(※1)などでも利用者様の体重を全て支えなければならない全介助※2)も多く、一日にかなりの人数の介助をしなければならない為、身体的疲労は施設の中で一番でしょう。老健(※3)は特養よりは動ける方が多いですが、特養化している施設も多い為特養と同じぐらい大変な場合が殆どになります。ただ他の施設よりも給与が高い傾向にある為、大変な分見返りも大きいです。

※1 移乗介助…ベッドから車椅子へ移る、車いすからトイレの便座へ座るなど、「乗り移る」動作の介助のこと
※2 全介助…動作の一部でなくほぼ全てを介護者が行う介助のこと。
※3 老健…「老人保健施設」の略

グループホーム、訪問介護は肉体疲労小~中!

グループホームは、ある程度自立して生活できるが、認知症や精神的な面での問題などから入所される方が多いです。基本的には自分で動ける方がほとんどなので、介助というよりは支援といった形で関わることになります。職員が全介助することもあまり無いので身体的な疲労は少ないです。

訪問介護は利用者様のご自宅で介助を行うので、身体的な疲労の度合いは介助する利用者様次第と言えます。あまりに辛い場合は事業所と相談して介護度が低い方の担当にして貰えるよう相談もできるので、肉体疲労度を抑えることもできます。

デイサービスは肉体疲労度は小!

デイサービスは通所型の施設で、自宅から施設までの送迎やレクリエーションが主な仕事です。自宅で生活できる方が利用するので、利用者様の多くが自立しています。(※4

介助が必要な方もズボンの上げ下げ等の軽介助が主になっていて、身体的な疲労は比較的少ないです。その代わり、デイサービスを利用する方は「自分はお客様である」という意識を持つ方も多い為、対応次第ではクレームになってしまう場合もあります。身体的な疲労が少ない分、気遣いと誠意ある対応が重要な施設です。

デイサービスによっては、入浴などの身体介助を多く行っていたり、理学療法士が常駐していてリハビリに注力していたりといった運営形態をとっていることもあるので、施設選びの際には職務内容を確認するようにしましょう。

※4 自立している…ここでの「自立」は、「自立状態にある」=「日常動作に介助を必要としない」ことをさします。

50代ならではの強みをアピールしよう!

50代の強みをアピール

50代での介護業界への転職は、病気や体力などの健康面での問題や、50代が新人として働き、年下の指示を聞けるかどうかといった人間関係の観点から難しい場合もあります。その為、希望の施設で働くには面接の時に50代ならではの強みをアピールすることが大切です。

人生経験が豊富で落ち着きがある人は有利に

施設側として50代の新人に求めている物は、人生経験からなるコミュニケーション能力です。体力仕事である介護職は20代、30代が仕事を回していくことがほとんど。40代以上の職員には、利用者様やご家族への対応、若い人だと気づけないような細かな所へのフォローが求められます。そういった対応ができる職員は50代の新人であっても施設から重宝されるでしょう。

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知識、特技をアピール!

面接のときに今まで学んだ知識や特技をアピールするのも高ポイントです。例えば、楽器の演奏や漫才など、レクリエーションに役立つような特技を持っている職員は面接時に高評価を受けやすくなります。また、雑学に詳しかったり、相撲の知識があると利用者様とのコミュニケーションがとりやすくなる為、こちらも評価が高いです。

施設としてもできれば、若い職員か介護経験のあるベテランが欲しい場合がほとんどです。その為、面接時に経験は無くても期待できる人材だと思ってもらえるように、アピールすることが大切になります。

資格がある方が採用されやすい!有用な資格を手に入れよう。

介護の資格のイメージ

介護にはキャリアパス制度になっている基礎資格があります。

  • 初任者研修
  • 実務者研修
  • 介護福祉士
  • ケアマネジャー
この中で介護福祉士とケアマネジャーは実務経験がないと、取得不可な資格です。初任者研修と実務者研修は、未経験でも学校に通えば取得できます。特に実務者研修は所持していると、条件付きではあるものの訪問介護でサービス提供責任者といった管理職に就くことも可能に。資格は所持していた方が自分の知識の証明にもなりますし、資格があった方が間違いなく高待遇で就職できます。可能であれば取得してから転職してはどうでしょうか。

金銭的な面で難しい場合は、面接時に面接官に相談してみましょう。介護施設では資格を取りたい人の為に、援助を行っている施設が多くあります。そういった話をすることで、今は所持していないけれど介護に対する意欲はあるというアピールにもなるでしょう。

まとめ

  • 転職時は自分の体力と要相談!
  • 細やかな気配りができ人生経験豊富な人は、50代でも重宝されやすい。
  • 資格は持ってなくても、取得したいことを面接官にアピールする。

50代からの転職だと肉体労働で活躍するのは大変ですが、その分利用者様が落ち着ける空間を作ったり、周りの職員が気持ち良く仕事ができるような環境づくり等で活躍することもできます。

自分の能力と相談して転職すれば、理想の仕事ができるのではないでしょうか。

(posted by にわたまこ)

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※掲載情報につきましては、 2019年11月12日公開時点のものです。 施設情報・制度・資格などにつきましては、改定などにより最新のものでない可能性があります。必ず各機関や団体、各施設などにご確認ください。