デイサービスとデイケアはどう違う?

デイサービスとデイケアはどう違う?

デイサービスとデイケアの違いはわかりにくい!

介護保険の中での通所サービスで代表的なのが「デイサービス」と「デイケア」です。

一般的にこの2つの施設には類似しているサービス内容があり混同されやすいのですが、実はそもそもの目的や人員配置などの面で明確に違いのあるサービスになります。

今回の記事ではそんな「デイサービス」と「デイケア」のそれぞれの特徴を解説しながら2つの施設の違いについて解説していきます。

デイサービスとは?

トレーニングジム

デイサービスは介護保険上「通所介護」と呼ばれているサービスです。

デイサービスには様々な特徴がある施設がありますが、共通の目的としてあるのが『生活を援助する』ということです。

日常生活の中で自宅では自分で行うことが困難な食事や入浴、排せつなどのお手伝いを施設に1日(または半日)通うことで介護職員がそのお手伝いを行います。

日中ご利用者様のお手伝いを行うことで普段自宅で介護を行っている家族様の介護負担を軽減する(レスパイト)ことも大きな目的の一つです。

サービスとしては

  • 送迎
  • 食事
  • 入浴
  • 排せつ
  • 整容
  • 機能訓練
  • レクリエーション

などがあり、生活に必要な介護は一通り受けることができます。
デイサービスはデイケアと比べてその施設の特徴が出やすく、機能訓練に特化したデイサービスや食事が豪華なデイサービス、脳トレを中心にしたデイサービスなどがあり様々な利用者のニーズに答えることができます。

デイサービスの仕事内容について知りたい人はこちら

デイケアとは?

膝のケア

デイサービスが「通所介護」なのに対してデイケアは「通所リハビリテーション」と呼ばれるサービスです。

デイサービス同様、食事、入浴というようなサービスがありますが、デイケアは「通所リハビリテーション」という呼び名の通り、リハビリテーション(機能訓練)を行い身体機能や生活機能の改善を目指すという明確な目的のもと利用される施設です。

デイケアにはリハビリテーションをマネジメントする医師の常駐、リハビリテーションの専門職である理学療法士作業療法士が所属しており、一日の流れの中で個別的なリハビリテーションを数分~数十分間受けることができます。

デイサービスにも機能訓練がある所や、理学療法士などが所属するリハ特化型のデイサービスなどがありますが、実際に行うのは理学療法士ではなく、介護職員の場合も多いです。人数も個別ではなく集団でのリハビリを行うことが多いです。

それに対しデイケアにはリハビリ専用の部屋や機器が充実していることが多くより医療的・専門的なイメージになります。

結局デイサービスとデイケアの違いは?

ここまでは各施設の特徴をご説明してきました。
これらの情報を踏まえてデイサービスとデイケアの違いを簡単にまとめてみました。

機能訓練とリハビリテーション

 

デイサービス
機能訓練がある所が多いが、専門職による1対1のリハビリを提供している場所はまだ少なく、実際のレクリエーションなどの実施は介護職が行っていることも多い。

 

デイケア
医師、理学療法士や作業療法士などのリハビリ専門職が常駐し個別のリハビリプログラムを実施することが目的。設備なども整っており品質の高いリハビリテーションを受けることができる。

このように機能訓練やリハビリテーションを目的として通う場合はデイケアを選択することをおススメします。
ただ、リハビリ特化型のデイサービスなど品質の高い機能訓練を提供しているデイサービスもありますので、お近くにリハ特化型がある場合は見学してみてもいいと思います。

生活援助と滞在時間

 

デイサービス
食事、入浴、排せつ、整容などの基本的な生活援助はサービスに含まれている。また滞在時間も午前中だけの短時間の物から8時間を超える長時間の滞在時間もあり、介護者の都合に併せてのレスパイト機能は高い。

 

デイケア
リハビリテーションが主な目的となっている為、生活援助に関してはデイサービスに比べて重要視していない傾向がある。滞在時間に関してはデイサービスよりも短時間になる傾向が強い。

通所サービスを利用する目的が入浴や排せつ、食事の援助メインであるのであればデイサービスの方が充実していると言えます。

また介護負担の軽減に関しても長時間利用できるデイサービスの方が機能性が高いでしょう。

独自性や多様性

 

デイサービス
機能訓練の内容や食事サービス、趣味活動に特化したデイサービスなど特徴(強み)があるデイサービスが多い。

 

デイケア
リハビリテーションを目的としている為、大きく特徴があるデイケアは少ない。

独自性や多様性に関しては送迎範囲内に希望するようなデイサービスがあるかが問題ですが、デイサービスの方が多様性が高く、使いたい目的に併せて選択肢が多いのが特徴です。

まとめ

いかがだったでしょうか?

ともに通所サービス、入浴や食事、機能訓練があるため一般的に違いがわかりにくいデイサービスとデイケアですが、2つの施設には今回の記事でご紹介したような違いがあります。

どちらにせよこのような特徴を理解した上で、利用する目的に併せた通所サービス選びを見学などを通して行っていきましょう。

今回の記事を参考に利用をご検討されている方のご参考になれば幸いです。

(posted by cnet)

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※掲載情報につきましては、 2020年02月11日公開時点のものです。 施設情報・制度・資格などにつきましては、改定などにより最新のものでない可能性があります。必ず各機関や団体、各施設などにご確認ください。