病院で働く介護職員!適性やメリット・デメリットを紹介!

病院で働く介護職員!適性やメリット・デメリットを紹介!

こんにちは。介護福祉士のyumiiiii.sです。

介護職員といっても、働き方や仕事内容は様々です。介護が必要な利用者の「生活の質の向上を図る」という点では同じですが、主にどのようなケアを行うか、という点で違いがあります。

例えば、グループホームでは認知症の症状の緩和や日常生活の支援、デイサービスではレクリエーションやリハビリテーションなどが主なケアの内容として挙げられます。

また、病院で働く介護福祉士もいます。病院で働く場合、グループホームやデイサービスとはまた違った仕事内容になってきます。ここでは、この「病院で働く介護職員」についてのお話をしてみたいと思います。

病院での仕事内容を紹介

病院の一室

病院勤務の場合、外来ではなく療養病棟やリハビリ病棟などの入院病棟で働くケースがほとんどです。最近では急性期病棟での介護福祉士の配置が重要視されており、活躍の幅が広がってきています。

〈主に三大介護が中心〉

病院には医師や看護師、作業療法士、理学療法士、言語聴覚士などがいて、それぞれが専門分野の領域を担当しています。その中で介護福祉士は「三大介護」が主な業務となります。

三大介護とは

  • 入浴
  • 排泄
  • 食事

の3つの介助を指します。おそらく「介護」と聞いて多くの人が真っ先に思い浮かべるのがこの3つなのではないでしょうか。

世間的には誰にでもできる仕事だと思われているかもしれませんが、患者一人ひとりの病状や体調を把握し、配慮しながら仕事を行わなければなりませんから、それなりの知識や技術を持っていなければこなせません。

体の自由がきかない患者も多くいるため、そのような方にも快適に過ごしていただけるように、基本的な生活における様々な介助を行うのが主な業務になります。

〈環境を整える〉

環境を整える=環境整備には、

  • ベッドメイキング
  • リネン交換
  • 感染症予防

などがあります。

シーツがピンと張りすぎていたりシワがあったりすると、褥瘡(床ずれ)の原因になってしまうので、リネン交換やベッドメイキングは介護を行う上で重要なスキルです。

病院では感染症の予防のために、手すりや壁などの消毒を行うことがありますが、介護職員が行う場合もあります。また、自らが感染症源とならないように、様々な対策を行わなくてはなりません。

病院で働くメリットってあるの?

大量のはてな

このように、介護職員の仕事は働く施設の形態によって変わってきます。誰にでも職場を選ぶ権利があり、メリットが多い職場で働きたいと思うはずです。では病院で働くメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

<メリット① 福利厚生がしっかりしている>

病院によっては、職員が受診した際の医療費が給付される場合があります。「外来・入院に関わらず月額3000円まで」「外来のみ」など、病院ごとのルールが決まっている場合が多いようです。

また、勤務中に体調が悪くなってもすぐに受診することができるのも、病院勤務の大きなメリットの1つになります。

<メリット② 給料が高い>

全てが当てはまるわけではないですが、病院は平均的に給料が高いです。小さな施設の場合は賞与が支給されないこともありますが、病院は賞与が支給される場合も多く、福利厚生が手厚いことも考えると病院勤務の方が金銭的に好待遇であるといえます。

<メリット③ 医療に関する知識を身につけることができる>

病院勤務は「医療現場」で働くということですから、周りには医師や看護師が多くいて、日常的に医療行為が行われています。

介護職員は医療行為を行うことはできませんが、医療的な知識を持っているに越したことはありません。参考書や教科書で覚えるのではなく、自分の目で実際に見ることで多くの知識を頭にインプットすることができます

病院で働くデメリットもある

水を被せられる

どんなことにも、メリットだけでなくデメリットがあります。デメリットからは目を背けたくなりますが、きちんと知っておくことで「こんなはずじゃなかった」という思いをせずに仕事をすることができるはずです。

<デメリット① 思ったようなケアができない>

病院のメインは「医療」です。医療行為は医師や看護師が行い、リハビリは理学療法士や作業療法士が行うため、介護職員としての役割をなかなか発揮できないと悩む人も多いです。

看護師の補助や三大介護に追われ、なかなか患者とコミュニケーションを取る時間がないのが現状です。ですから、患者に寄り添ったケア・自立支援がしたい!と思っている人は、思ったようなケアができないことにフラストレーションが溜まってしまうこともあります。

<デメリット② 看護師との関係性がストレスになる人も>

施設で働く場合は介護職員が主体となって働けますが、病棟で主体となっているのは看護師です。介護と看護は専門分野が違いますから、資格などによる上下関係はありません。しかし、中には介護職員を下にみている看護師がいるのも事実です。

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<デメリット③ やりがいを感じられない>

患者さんが元気になっていく姿を見るのは嬉しいですし、やりがいを感じることができます。しかし、介護の成果というより医療の成果が大きいため、やりがいや達成感を心の底から感じることができないと思う人もいます。

患者とコミュニケーションを取る時間や自立支援に貢献できる時間が取れれば違いますが、このような時間が思うように取れないことから、悩みがどんどん大きくなってしまうのかもしれません。

病院で働く場合の「適性」は?

ハーをもつ看護師

やりがいや達成感を感じながら仕事をしたいというのは、介護職員なら誰もが望むことだと思います。そのためには多くの知識や経験がとても役に立ちます。

良いケアを提供するためにスキルアップしたいという人経験を積みたいという人には、病院勤務はとても向いているのではないでしょうか。

デメリットもあるとは思いますが、総合して考えてみると「自分のためになる経験を積める場」なのではないかと思います。

経験を良いケアにつなげよう

「経験が物を言う」「百聞は一見に如かず」という言葉があるように、いろいろな経験をすることは人生においてとても重要なことですし、自分の目で見て体験することはとても価値のあることです。

失敗したり辛い思いをすることもあるかもしれませんが、経験は絶対に無駄にはなりません。たくさんの経験を積んでスキルアップして、今後の良いケアにつなげていきましょう。

(Posted by yumiiiii.s)

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※掲載情報につきましては、 2020年01月14日公開時点のものです。 施設情報・制度・資格などにつきましては、改定などにより最新のものでない可能性があります。必ず各機関や団体、各施設などにご確認ください。