【事前にチェックして回避しよう!】介護職と看護師のトラブル事例集

【事前にチェックして回避しよう!】介護職と看護師のトラブル事例集

トラブルを示唆するイメージ

様々な職種の人員が一緒に働く医療や福祉の現場。

中でも、何かとトラブルになりやすいのは介護職員と看護師ではないでしょうか。実際、介護職員と看護師のトラブルの話はよく聞くもので、トラブルが全くないという事業所も少ないと思います。

今回は、介護事業所で実際によくある看護師と介護職員のトラブル事例を、介護老人保健施設で働き実際に見てきた経験を基に、介護職員の目線に絞ってご紹介します。きっとうちの事業所だけじゃない!ということがお分かりいただけるのではないでしょうか。

看護師が介護士の仕事を手伝ってくれない…

悩むイメージ

まず多くの事業所で聞かれるのが、「看護師が介護士の仕事を手伝ってくれない!」ということです。仕事を手伝ってくれないと感じるタイミングは、大きく分けて「コールが鳴っている時」「トイレ介助時」「医療的処置が必要な時」が挙げられます。

コールが鳴っているから出てほしい!

コールが鳴っていて、詰め所にいるのに全く反応しない看護師。それどころかずっとほかの看護師としゃべっている…。コールに出たとしても「○○さんが呼んでいるよ~」と介護士に声をかけて自分は何もやらない。こういった対応が積もりに積もって介護職員とのトラブルになる事例がかなり多く見受けられます。

介護士が忙しそうにしていて、看護師は手が空いていてもお構いなし。日勤で人手がある時ならまだしも夜勤で人手が足りないのに対応してくれない…。となれば、一緒に夜勤をやりたくなくなる介護職員も少なくないでしょう。逆に、コールにも積極的に出てくれて一緒に仕事をしてくれる看護師は、介護士としては好感が持てるようです。

あからさまにトイレ介助を避ける看護師

他のケアは一緒に手伝ってくれるのになぜかトイレ介助だけ避ける…。という看護師に怒りをあらわにする介護職員も少なくありません。

トイレ介助となるとなぜか介護職員を呼ぶ、車椅子の方などトイレ介助に苦労する方からのトイレの申し出を意識的に避ける看護師はやはり嫌われる傾向にあり、一緒に働きたくないと思われます。これについては看護師も分かっているため、中には毎回別々の介護職員に頼んで、トイレ介助を意図的に避けているのをばれないようにするという看護師も。

後々、介護職員同士で話をしてこういった看護師の行動が分かり、トラブルにつながるということも多くあります。

医療的なケアだからすぐに対応してほしい

利用者が転倒した、いつもより状態が悪そう、など介護職員では対応できない医療的な部分。そこにすぐに介入してくれない看護師とはトラブルになる傾向にあります。

普段から利用者の様子をよく見ている介護職員が、看護師に様子がおかしいことを伝えるも看護師が対応してくれず、結果的に利用者が生命の危機に脅かされたり、病院に入院しなければならないという事態になったりすることも…。

介護職員は医療的ケアをしたくてもできない、というジレンマがあります。特に上記のようにすぐに気づいたのに看護師が何もしてくれなかったというのはトラブルになる確率が非常に高いです。また、些細なことでも気になるから看護師に報告したのに「そんなこと報告しに来たの?」とあしらわれたり罵られたりする事例もあり、介護職員の心の傷になっているということも少なくありません。

いろいろな格差があって結果的に馬鹿にされている気がする…

考え込むイメージ

もう1つ多いのが「介護職員が看護師に馬鹿にされている気がする」というトラブルです。その中でも特に多いトラブルを2つご紹介します。

若いのに上から目線の看護師

介護職員たちより年齢が若かったり経験年数が浅かったりするのに、やたらと上から目線でものをいう看護師。介護職員を雑用のように使ったり、介護職員の申し入れを聞き入れなかったり、といった看護師と介護職のトラブルは現場で起こりがちです。

特に病院からすぐに介護現場に来た看護師は、病院でクラークや看護補助という介護職員としか関わってこなかったため、看護と介護が平等に接する介護現場が分からずにこういった態度をとってしまい、結果としてトラブルにつながる傾向にあります。

金銭の話はタブー

介護職員が介護の現場で看護師よりもさまざまな仕事をこなしていても、残念ながら看護師の方が収入は多くなってしまいます。ですので、介護現場では看護師と介護士の給料事情の話はタブーとしているというところも少なくありません。

自身の給与明細を介護職員に大っぴらに見せたり、介護職員の給料を聞き出して少ないなどと言ってしまう看護師とはかかわりを持ちたくないという介護職員も少なくありませんし、これがトラブルの火種となることもあります。

まとめ

介護職員の目線から見た看護師とのトラブルをご紹介しました。これを見た看護師の方は、もしかしたら言い分もあるかもしれません。ですが、他職種連携が当たり前となっている医療・福祉業界。

もう少し看護師側も介護職員に歩み寄ったかかわりができれば、トラブルが少なくなるかもしれません。

(Posted by RAY)

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※掲載情報につきましては、 2019年11月23日公開時点のものです。 施設情報・制度・資格などにつきましては、改定などにより最新のものでない可能性があります。必ず各機関や団体、各施設などにご確認ください。