【コロナ対策の影響で認知症が進行】介護施設にテレビ電話の導入!

【コロナ対策の影響で認知症が進行】介護施設にテレビ電話の導入!

こんにちは。ヘルなび編集部のゆうきです。

4月7日に制度ができて初の緊急事態宣言が発令されました。収まる様子のないコロナウイルスの感染予防のために、政府が本格的に動き出した感じですね。

けれども外出自粛や店舗の休業による減給など、緊急事態宣言による問題は多いです。

こういった問題は介護施設も例外ではありませんが、デイサービスのような通所介護施設は、高齢者の生活を守るため必要なため、現状知事による休業の要請を行わない方針としています。

参考:NHK:緊急事態宣言 7都府県 通所介護は継続の方針より

入居施設はもともと休業の対象とはなっていないため、ほとんどの介護施設は現在も利用できる体制です。

しかし、多くの入居施設では、感染予防のため面会不可となりました。入居施設を利用している認知症高齢者の家族から「面会に行けなくなって、自分のことを忘れてしまうのではないか」と不安の声が上がっています。

面会不可による認知症の進行

認知症の進行イメージ

4月8日に朝日新聞から以下の記事が出版されました。一部引用します。

妻が私を忘れてしまう 長期化する面会自粛、募る思い

新型コロナウイルスの集団感染を防ぐため、介護施設や病院などの面会中止が続いています。首都圏など7都府県に緊急事態宣言も出され、長期化が確実ななか、施設にいる認知症の妻に会えなくなった夫は、自分を忘れてしまうかもしれない妻への思いを募らせていま
す。
引用:2020年4月8日朝日新聞デジタルより

大阪府の吉田晋悟さん(76)は2月中旬特別養護老人ホームに入居している奥様に50日以上会えていないとのこと。

施設の方から面会の自粛要請があったのは、緊急事態宣言まえの2月中旬で、吉田さんは、ずっと会えないことで奥様の認知症が進行しないかと心配されていました。

「(自分のことを)忘れないでほしいと願っていたけれど、私を覚えていない妻を、これまでと同じように妻として受け入れる事ができるように心の準備を始めています」

吉田さんは面会できない現状について上記のように、胸を締め付けられるようなコメントをしています。

感染予防のために面会不可となるのは仕方がないことかもしれません。しかし何も対策を講じなければ、吉田さんのような思いをする人が増えてしまうのではないかと感じました。

面会不可の対策

窓越しの猫

面会ができなくなって家族に会えない。そんな利用者のため、面会の代替案を考える必要があります。

ある施設では面会の代案として、施設にパソコンかタブレット端末を用意してビデオ通話によるリモート面会を導入しています。遠方にいても手軽にかつ感染のリスクなく家族と面談ができるでしょう。

しかし予算が少ない施設では、パソコンやタブレット端末を用意できないこともあるでしょう。全ての施設で、リモート面会を導入するのは難しいかも知れません。

リモート面会が難しい施設では、窓越しに面会を許可している施設もあります。窓越しの面会なら特に用意するものはないため、手軽に実施できるでしょう。

しかし窓越しに面会する場合、コロナウイルス感染のリスクはゼロにできないため、窓越しの面会を禁止している施設もあります。

参考:NHK

まとめ

残念ながら、現状どの施設でも実践できるような、感染リスクの低い面会手段はなく、入居中の利用者の顔を見れない人も多いでしょう。

しかし面会ができないならせめて、電話や手紙で入居中のご家族とできるたけ連絡を取れるようにしてほしいと思います。

認知症の進行予防ももちろんですが、入居中の利用者は面会ができなくなって寂しい思いをしているでしょう。

こんな状況だからこそ、利用者がなるべく家族の言葉で励ましてもらえるような、環境作りが重要です。

(Posted by ヘルなび編集部 ゆうき)

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※掲載情報につきましては、 2020年04月13日公開時点のものです。 施設情報・制度・資格などにつきましては、改定などにより最新のものでない可能性があります。必ず各機関や団体、各施設などにご確認ください。