【”志村けん”さん死去】コロナウイルスから高齢者を守るために危機感を持って対策を!

【”志村けん”さん死去】コロナウイルスから高齢者を守るために危機感を持って対策を!

マスク

連日じわじわと感染者を増やすコロナウイルス。コロナの影響を受けやすいのは若者よりも高齢者に多いと言われており、実際に先日も人気お笑いグループ「ザ・ドリフターズ」で活躍し、多数のバラエティー番組に出演していた人気タレントの志村けんさんが新型コロナ肺炎で死亡しました。

このニュースによって、免疫力が弱まってくる高齢者にとってコロナウイルスは「想像していたよりも簡単に死に至る」こともある非常に危険なウイルスだという認識がより多くの人に広まったのではないでしょうか。また、介護業界に携わり誰よりも多く高齢者と接している以上、一番危機感を持って高齢者に接していかなければなりません。

しかしながら「危機感」という抽象的なものでは、具体的な行動を起こすのは難しいものです。そこで今回はコロナウイルスの具体的な症状や予防策を気をつけるポイントも踏まえご紹介していきます。ぜひ日々の介護業務の視野を広げ、高齢者をコロナウイルスから守るためにご活躍ください。

【志村けんさん死去】普段の生活が突然奪われる怖さと隣り合わせ

日本経済新聞のニュース記事をみると、感染が発覚してから死に至ってしまうまでかなり短いスパンだったということがわかります。

人気を集めたタレントの志村けん(しむら・けん、本名=志村康徳=しむら・やすのり)さんが329日午後1110分、新型コロナウイルスによる肺炎のため、東京都内の病院で死去した。70歳だった。20日に肺炎と診断されて都内の病院に入院、23日に新型ウイルスが陽性と判明していた。

日本経済新聞:志村けんさん死去 新型コロナ感染で肺炎より引用

筆者も志村けんさんがコロナウイルスに感染していたことは知っていましたが、死に至るとは「まさか」思っていませんでした。コロナウイルスで死ぬわけがないと根拠のない自信がありました

何故なら他国と比べて日本は死者数が比較的少なかったからです。ただそれだけでした。数字に安心していたら突然普段の生活を失う可能性があったことを誰かの「死」を持って実感することになりました。

そして死者数が少なかった日本でもじりじりとコロナの脅威にさらされ続け、じわじわと死者数も増加してきています。

つまり「まさか」死に至るわけがないという考えを変えなければならない局面に達しているのです。今一度、このような事態だからこそひとりひとりがコロナウイルスとの向き合い方を考える必要があります。どこの誰でもないこの記事を読んでくださったみなさんひとりひとりが改めてコロナウイルスとの向き合い方を考えていただければと思います。

【コロナウイルス】について正しい理解、できていますか?

そもそもコロナウイルスって何?

2019年12月頃に流行し始めたコロナウイルスってそもそも何かご存知ですか?

厚生労働省のホームページには以下のように書いてあります。

これまでに、人に感染する「コロナウイルス」は、7種類見つかっており、その中の一つが、昨年12月以降に問題となっている、いわゆる「新型コロナウイルス(SARS-CoV2)」です。 このうち、4種類のウイルスは、一般の風邪の原因の10~15%(流行期は35%)を占め、多くは軽症です。残りの2種類のウイルスは、2002年に発生した「重症急性呼吸器症候群(SARS)」や2012年以降発生している「中東呼吸器症候群(MERS)」です。 コロナウイルスはあらゆる動物に感染しますが、種類の違う他の動物に感染することは稀です。また、アルコール消毒(70%)などで感染力を失うことが知られています

厚生労働省:新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)より引用

上記してある通り、「コロナウイルス」自体はすでに存在していて一般的な風邪のウイルスであるものもあります。しかしながら、そのようなウイルスが動物由来で派生し今回のコロナウイルスを含む以下のような感染症を引き起こしてしまうウイルスが発生してしまう事態となりました。

近年、動物由来と考えられる2種類のコロナウイルスが発生しヒトに感染し流行しました。2002年に発生した「重症急性呼吸器症候群(SARS)」や2012年以降発生している「中東呼吸器症候群(MERS)」です。 厚生労働省:新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)より引用

コロナウイルスどうやって感染するの?

コロナウイルスには気をつけましょうと言われても感染経路がわからなければ対策のしようがないですよね。

こちらに関しても厚生労働省のHPに載っていましたので記載しておきます。

現時点では、飛沫感染(ひまつかんせん)接触感染の2つが考えられます
(1)飛沫感染 感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つば など)と一緒にウイルスが放出され、他者がそのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染します。
感染を注意すべき場面屋内などで、お互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごす
(2)接触感染 感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、自らの手で周りの物に触れると感染者のウイルスが付きます。未感染者がその部分に接触すると感染者のウイルスが未感染者の手に付着し、感染者に直接接触しなくても感染します。
※感染場所の例:電車やバスのつり革、ドアノブ、エスカレーターの手すり、スイッチなど

厚生労働省:新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)より引用

外出する際はこの2点に留意して、こまめな除菌を心がけましょう。

コロナウイルスにかかるとどんな症状が出る?

では、コロナウイルスにかかってしまったらどんな症状が出るのでしょうか?具体的な症状を理解して迅速な対応を取れるようにしておきましょう。

風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続いている (解熱剤を飲み続けなければならない時を含む)
強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある
高齢者や基礎疾患などがある人は、風邪の症状や37.5度以上の発熱が2日程度続く場合、または強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合

厚生労働省:新型コロナウイルスに関する帰国者・接触者相談センターより引用

また、これらの症状の他に嗅覚・味覚の異常が見られる方が多く、日本耳鼻咽頭科学会がこうした症状が出ている人が医療機関を受診する目安について見解を発表しています。

学会は、「新型コロナウイルスでは、嗅覚や味覚が低下することも分かった」としながらも、インフルエンザや一般のかぜでも起きることのある異常だと指摘

このため、こうした異常のほかに、発熱やせき、体のだるさなどほかの症状がなければ、しばらく医療機関の受診を控え、2週間、不要不急の外出を控えるなど、様子をみてほしいとしています。

そのうえで、学会は、異常が2週間たっても改善せず、さらに、ほかの症状がない場合には、耳鼻咽喉科の外来を受診し、37度5分以上の熱が4日以上続く場合などには、国や自治体の窓口に相談するよう呼びかけています。

NHK NEWS WEB:嗅覚・味覚の異常訴える声相次ぎ 学会が受診の目安まとめるより引用

以上のような症状が出ている方は、慌てずに帰国者・接触者相談センターに電話してみてくださいね。また、相談窓口は各都道府県によって異なりますので、こちらをチェックしてお住まいの地域の相談センターをご活用ください。

【ココに注意!】重症化しやすい高齢者を守る予防対策

ドミノ

高齢者は免疫力が低下するため、コロナウイルス以外の病気にかかるリスクも高く、すでに持病を抱えているという方も少なくありません。そして、日本医師会もコロナウイルスの影響が大きく重症化しやすい傾向のある人に高齢者や基礎疾患を抱えている人をあげています。

重症化する方の傾向

現時点では、明らかではありません。しかし、高齢者や糖尿病、高血圧、ぜん息な どの持病のある方は重症化する傾向があります

日本医師会:新型コロナウイルス感染症の正しい理解のためにより引用

断定はされていないものの、そのような傾向が発見されている以上はしっかりと予防対策を講じ、最善を尽くしましょう。

コロナウイルスに負けない!予防対策まとめ

手洗いとマスク

正しい手洗いうがい

手洗いうがいを何となくで終わらせてはいませんか?せっかく手洗いうがいをする習慣が身についているのならば、下に紹介する正しい方法を押さえて、コロナウイルスを防いでいきましょう。

 

【手洗い】

1.流水でよく濡らしたあと、石鹸をつけ手のひらをよくこする

2.手の甲もしっかりと伸ばすように洗う

3.爪先、指の間もしっかりとこする

4.指の間も念入りに洗う(忘れがちなポイントですので意識して洗いましょう!)

5.親指と手のひらをねじり洗いする

6.手首も忘れずに洗う

【うがい】

1.水を口に含み、少し強めに口の中をゆすぐ(2〜3回)

2.水を口に含み、上を向いて15秒ほどのどの奥でガラガラうがいをします

 

そもそも手洗いうがいの習慣がなかったという方はこれを機に習慣化してきましょう。

規則正しい生活を心がける

日頃からのバランスのとれた食事やしっかりとした質の高い睡眠は免疫力低下を防いでくれます。普段は食事にあまり気をつけていなかったという方も「主食」「主菜」「副菜」「汁物」を意識した食事を摂れるように心がけることが大切ですよ。

出かける際にはマスクやアルコール消毒を

マスクを着用することは飛沫感染から自分の身を守るためでもあり、他の人へ移してしまうかもしれないリスクをなくすためでもあります。不要不急の外出は避けるに越したことはありませんが、もしも外出する必要がある場合はマスクを着用してお出かけください。

また、マスクだけではなくアルコール消毒をこまめに行い、接触感染してしまうリスクを減らしていきましょう。

3つの「密」空間を避ける

3つの「密」空間とは、密接場面・密集場所・密閉空間のことを指し、このような場所や場面はコロナウイルスが感染しやすいと言われており、現時点では行かないほうが無難です。とくに新生活がスタートする若者は大人数で集まる機会等も増えることがありますが、その集まりは「今」行うべきなのかをきちんと考え、自分の身を守ってくださいね。

まとめ

団結

今もなお広がりを見せるコロナウイルス。「まさか」私がなるなんてと思っていませんか?その油断で明日辛い思いをすることがあるかもしれません。そしてコロナウイルスは高齢者が重症化しやすいと書きましたが、もちろん若者が重症化してしまうケースもあります。もはや若いから、健康だからといって予防をしなくて良いという人は誰もいません。

また、忘れてはいけないのが予防をせず感染してしまうと、大切な誰かを感染させてしまう可能性があるということです。

「あの時なぜ街へ出かけたのか」「どうして大した予防もせずに出歩いていたんだろう」

そうやって過去の自分の行いを後悔する日が来る前に、できることから1つ1つ着実に行って自分の身も大切な人の身も守りましょう。

(Posted by ヘルなび編集部)

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※掲載情報につきましては、 2020年04月01日公開時点のものです。 施設情報・制度・資格などにつきましては、改定などにより最新のものでない可能性があります。必ず各機関や団体、各施設などにご確認ください。