【そろそろ我が家も?】介護保険を申請する適切なタイミング

【そろそろ我が家も?】介護保険を申請する適切なタイミング

介護保険を申請し「要介護認定」されることで利用できる介護サービス。少ない自己負担でプロの介護サービスが受けられるので、家族にとっても助かりますよね。

そんな介護保険ですが、申請するタイミングに悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか。念のため早い方がいいのか、家族での介護が難しくなってからの方がいいのか……。

特に、少しずつ日常生活の能力が低下した場合は、申請のタイミングを迷いがちです。

そこで今回は、介護保険申請のタイミングについてまとめました。タイミングを逃さず介護保険を申請し、充実した介護生活につなげましょう。

介護保険を申請するメリットとは?

保険のコンセプトを選択する人のイメージ

介護保険を申請して介護認定を受けることで、少ない自己負担で介護サービスが受けられます。

介護サービスには、大きく分けると「居宅サービス」、「施設サービス」、「地域密着型サービス」の3つがあります。

居宅サービス:訪問介護、通所介護(デイサービス)、ショートステイなど
施設サービス:介護老人福祉施設、介護老人保健施設など
地域密着型サービス:定期巡回・随時対応型訪問介護看護、認知症対応型共同生活介護など

これらの介護サービスは、ケアマネジャーが個別に作成したケアプランに沿って提供されます。

介護サービス利用料の自己負担額は1割です。一定以上の所得がある場合は、2割負担、3割負担になる人もいます。

また、介護サービスを利用することで、介護する家族の負担が減ります。

どのように介護したらよいのか分からない、仕事をしているので付きっきりで介護ができないなど、家庭の状況は人それぞれです。

その状況に合わせて介護サービスを利用することで、費用面・生活面での負担軽減を図ります。

必要な介護サービスを適切な時期に受けられることは、サービス利用者本人と家族の心地よい生活につながります。

申請のタイミングを間違えたらどうなる?

では、介護保険申請のタイミングを間違えた場合、どうなるのでしょうか?

結論からいうと、そこまで大きな問題にはなりません

早く申請した場合

介護保険を申請しても、全員が「要介護」と認定されるわけではありません。

状態によっては、「要支援」や「非該当」になる可能性もあります。

万が一要介護にならなかったとしても、介護生活を支えるサービスが利用できます。

要支援の場合、要介護に比べると限定されますが、介護サービスを利用することが可能です。

非該当の場合は、介護サービスを利用できません

しかし、市町村が独自に行うサービスを利用できる場合があるので、役所地域包括支援センターで相談してみましょう。

遅く申請した場合

介護サービスは、要介護認定がおりる前でも利用できます

これは、「介護認定は申請日にさかのぼって効力が発生する」というルールがあるためです。

介護認定は、申請してから約1か月後に結果が出ます。

予想以上に日常生活の能力が低下したため、この期間を待たずに介護サービスを利用したい場合もあると思います。

このようなときは、ケアマネジャーが作成した「暫定のケアプラン」にもとづいて介護サービスが提供されます。

注意点は、「暫定のケアプラン」よりも定結果の要介護度が低かった場合、限度額を超えた分は自己負担になることです。

タイミングが遅くても早くても何らかの方法で介護サービスは受けられるので、心配しすぎないでくださいね。

具体的な申請のタイミングは?

介護保険の目的は、本人の自立を支援することです。

つまり、日常生活に手助けが必要になったら、申請するタイミングと考えられます。

具体的には、以下のような状況が申請するタイミングです。

・病気の進行や加齢に伴い、日常生活が困難になってきた
・認知症が進行し、家族の介護負担が増えた
・入院中で治療がひと段落し退院することになったが、自宅での生活に介護が必要

入院中は介護サービスを利用できませんが、あらかじめ申請しておくことで退院後に備えることはできます。

そろそろ介護保険の申請が必要かな?と思った時に準備すること

書類に記入する人のイメージ

介護保険の利用を考え始めたときに、準備するとよいことをまとめました。

介護保険申請から介護サービスを利用するまでの流れを確認する

大まかな流れは以下の通りです。

・役所の担当窓口にて申請を行う
・認定調査を受ける
・認定がおりる
・ケアマネジャーが介護サービス計画書(ケアプラン)を作成する
・介護サービス計画書にもとづき、介護サービスが利用できる

このように流れを確認しておくと、実際に申請するとき慌てないですみます。

必要な書類を確認し揃える

介護保険の申請には、以下のようにさまざまな書類が必要です。

・要介護・要支援認定申請書
・介護保険被保険者証(第2号被保険者の人は、要介護認定後に受け取れるため不要)
・健康保険被保険者証(第2号被保険者のみ)
・申請者の印鑑(本人または家族のもの)

申請するときにすぐ取り出せるよう、準備しておきましょう。

介護保険の申請タイミングに迷った時はどうすればいい?

「申請のタイミングは気にし過ぎなくていい」と書きましたが、それでも迷ってしまう人もいると思います。

そのようなときは、早めに役所地域包括支援センターに相談するとよいでしょう。

本人の生活の様子や困りごとを話すことで、プロの視点からアドバイスがもらえます。

また、介護保険申請の他に、市町村独自のサービスを教えてもらえるかもしれません。

迷ったら、早い段階で相談することをおすすめします。

まとめ

介護保険の申請のタイミングは迷いがちですが、それほどシビアなものではないといえるでしょう。

それでももし迷ったら、早い段階で役所や地域包括支援センターに相談しましょう。

もし申請に至らなくても、これからの介護生活への具体的なアドバイスがもらえます。

1人で抱え込まず、頼れるものを頼りながら、スムーズに介護サービスを利用しましょう。

(Posted by浅野すずか)

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※掲載情報につきましては、 2020年03月27日公開時点のものです。 施設情報・制度・資格などにつきましては、改定などにより最新のものでない可能性があります。必ず各機関や団体、各施設などにご確認ください。

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