【生活に刺激と楽しみを!】認知症の方にオススメの介護レクリエーション3選

【生活に刺激と楽しみを!】認知症の方にオススメの介護レクリエーション3選

有料老人ホームやデイサービスなどの介護の現場では、多くのレクリエーションが実践されています。

特に施設に入所している方は多くの時間を施設で過ごすわけですから、生活に刺激を与えるレクリエーションはとても重要なケアの1つになります。

レクリエーションといっても様々な種類のものがあり、施設によっても行われているレクリエーションは違ってきます。ここでは、認知症の方に効果のあるおすすめのレクリエーションを3つ紹介していこうと思います。

レクリエーションの目的や役割

レクリエーションの内容は、なんでも良いという訳ではありません。目的をしっかり理解し、目的に合ったレクリエーションを提供する必要があります。

レクリエーションの主な目的・役割としては、

  1. 生活の中に楽しみを作る
  2. 心・体・生活の活性化
  3. 人間関係の構築、コミュニケーションの促進
  4. 身体機能の維持・向上

などがあります。

認知症の場合、不安やうつ状態などの精神的な症状が出ることがあり、気分が沈んで元気が出ないという人も多くいます。生活に楽しみを見つけることができず、他者とのコミュニケーションも減り、心身も生活も形骸化してしまいます。

このような状態を改善するため、このような状態にならないためにも、レクリエーションを行うことで「生活の質」を高めましょう。

認知症の方向けのレクリエーションのポイント


認知症の周辺症状(BPSD)で抑うつや不安などの症状があると、レクリエーションが負担になったり、症状が悪化したりすることもあります。

認知症がどのようなものか、要介護者がどのような状態なのかをしっかりと理解・把握し、レクリエーションを価値のあるものにしましょう。

ポイントとしては

  1. 無理に参加させずに意思を尊重する。
  2. 症状や状態などのレベルに差がでないように配慮する。
  3. 参加者が興味を持てるものを選ぶ。
  4. 細かすぎるルールを設定しない。
  5. 生活歴や特技を生かせる内容を盛り込む。
  6. 他者とのコミュニケーションを持つことができる環境を作る。

などがあります。

認知症の方は、不安感から自信を失っていたり、できないことが増えて否定的な感情を持っていたり、迷惑をかけたくないという思いから周囲との関係を断ってしまったりすることが多いため、このような感情を取り除くことができるようなレクリエーションを行いましょう。

認知症の方におすすめのレクリエーション3選!

介護レクリエーションは、実施する方法によって

  1. 基礎生活レクリエーション
  2. 個別レクリエーション
  3. 集団レクリエーション

の3つに分けられます。ここでは種類ごとに1つずつ、おすすめのレクリエーションを紹介したいと思います。

■その1 音楽や映画の鑑賞

これは基礎生活レクリエーションの1つです。レクリエーションのための時間を設けるのではなく、日常生活の中に取り入れます。

音楽を聴くことが認知症に良い効果をもたらすことは分かっていて、以下のような効果があります。

  • リラックス効果
  • 脳の活性化
  • 昔のことを思い返す「回想法」にもつながる

昔よく聴いていた歌や好きだった映画を鑑賞することは、心を落ち着かせるリラックス効果があります。また、歌詞を思い出しながら口ずさむことで、脳を活性化させたり自信を取り戻したりする効果もあります。

皆の集まるリビングで音楽を流したり映画鑑賞をしたりすることで、昔話を楽しむなどのコミュニケーションを図るきっかけ作りにもなります。朝はラジオ体操の曲を流すのもおすすめです。

■その2 散歩や園芸、編み物などの時間を個別に設ける

これは個別レクリエーションの1つです。要介護者の生活歴や趣味・嗜好を探ることで、興味を持ってもらうことができるレクリエーションを考えましょう。

編み物が好きな人、農業を営んでいた人、散歩が日課だった人など、好きなことや生活歴を取り入れることがポイントです。

パズルや計算問題などの形式的なものだけではなく、好きなことに意欲をもって取り組み、生きがいを見つけてもらえるようにしましょう。

個別ではなく少人数で行うことで、コミュニケーションが苦手な人でも、負担を最小限に抑えて他者との関わりを持つことができます。

■その3 お手玉ゲーム

お手玉は昔から日本の子どもたちに使われている遊び道具です。ゲームだけでなく、子どもの頃からやっていたやり方で遊ぶこともできるので、持っておきたいアイテムの1つです。

お手玉を多めに用意してテーブルの中央にザルやかごを置き、玉入れのようにお手玉を投げ入れるゲームや、ラップの芯をテーブルの上に立ててその上にプラスチックなどの割れないお皿を置き、倒れないようにお手玉を乗せていくゲームもあります。

使用するお手玉は個別レクリエーションなどで作るのも良いと思います。中に入れる小豆を栽培してみるのも楽しそうですね。

レクリエーションの中で役割をもってもらおう

レクリエーションは「楽しい」と思ってもらえることが大切です。その中でさらに「役割」を持ってもらうことで「自分は必要とされている」という自己肯定感を持ってもらうこともできます。

レクリエーションの審判係や指導係などを中心となって行い、称賛を浴びることも「人生」や「生活」の質の向上につながります。

要介護者に楽しんでもらうことは、介護者のモチベーションアップにもなりますから、個々としっかり向き合い、意味のあるレクリエーションを提供できるように日々心掛けましょう。

(Posted by yumiiiii.s)

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※掲載情報につきましては、 2020年01月21日公開時点のものです。 施設情報・制度・資格などにつきましては、改定などにより最新のものでない可能性があります。必ず各機関や団体、各施設などにご確認ください。