【新人介護士必見!】高齢者とのコミュニケーション方法

【新人介護士必見!】高齢者とのコミュニケーション方法

高齢者と話す女性

実習先や実際の勤務先でフリーの時間が出来た時「利用者さんとおしゃべりしてあげてください」と言われて一言二言交わした後沈黙してしまって困ったことはありませんか?

そんな悩みを持っているのはあなただけではありません。私も新人の頃、悩みました。
新人介護士なら誰でも通る道なのです。

高齢者の喜ぶ会話とは、一体どんな内容の話なのでしょう?
また、話しかけ方は?耳の聞こえにくい方には、どういう風にアプローチすべき?

経験者の目線から、高齢者とのコミュニケーション上達法をご紹介します!

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介護職員に必要なコミュニケーション技術

高齢者と会話が弾む話題!

車椅子を押している女性

入浴介助中や移動中。高齢者と2人きりになって1番困るのが「沈黙」です。
コミュニケーションは会話から…と言うけれど、

介助者「今日はイイ天気ですね」
高齢者「…」
介助者「昨晩はよく眠れましたか?」
高齢者「はい…」

この後どう展開すべきかよくわからない!と言うか、とっかかりが無さすぎて頭の中が真っ白になってしまいます。
今後の業務が押していたらそのことで頭がいっぱいになるときもありますし、会話って難しいですよね。

さて、ではどうやって会話を繋げればいいのでしょうか?まずはこちらから話題を振りましょう!
実は、さっきの「よく眠れたか?」の確認は、いつでも使えるキーワードです。

高齢者の皆さんは、基本眠れません。22時くらいに床についたとしても、数時間後の2時から4時までの間に目覚めてしまい、そのまま眠れないという方が多いんです。

だからこのトークを皮切りに「眠れなくて困っている」と言ってくれたり「トイレに起きてそのまま眠れていない」なんていうところから、話が広がったりするんですね。

こういった「高齢者あるある」をいくつか持っていると会話が広がり、コミュニケーションに困りません。

他には、

  • 字が見えにくい
  • 何もないところで転ぶ
  • たくさん食べられない
  • 人の名前が出てこない
  • 座った状態から立つときに膝が痛い
  • 苦労して作った入れ歯が合わない
  • 若い子はみんな同じ顔に見える

といった内容が挙げられます。

もちろんその方のご趣味や好きな音楽、応援している野球チームが分かっていれば、そこから話を広げることが出来ますが、何もデータが無い状態からいきなり入浴や身体介護を任される事がしょっちゅうある介護の現場。

以上のような高齢者あるあるとストックしておくと役立ちますよ。

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反応が薄い方に対するアプローチ

手を組んでいる女性

何を話しかけても、「はい」とか「ええ」としか返答なさらない高齢者の方々もたくさんいます。

もともと大人しい性格だったり、恥ずかしがり屋さんな方も。中には脳や脳血管の病変が原因で言語中枢に支障をきたし、思っていても言葉にできない方もいらっしゃいますね。

しかし我々介護職員は、高齢者を元気にするのがお仕事。相手が話さないからと言って自分も話さないわけにはいかないのです。
ではそういったお相手に対してはどのようにアプローチしていけばよいのでしょう?

まず先に、病変が原因で認知症状があったり、うつ傾向にある方、または発作的にパニックになってしまう様な方には、自分からガツガツ話しかけるのは禁止です。これは覚えておいてくださいね。

では単に話すのがおっくう。表情はあるけれどトークとなると押し黙ってしまう様な方へはどうやってコミュニケーションをとるべきなのでしょうか?

それは、介護者自身が自分の身の上や出身など、極的に話すことが最良のコミュニケーションです。
話さないけど表情があって大人しい方は、自分から話すのが苦手。だから相手の情報を知りたがっているんです。

基本、相手の出方が分からないから何を話していいか分からない。でも相手に合わせる事ならできる。だから相手、つまり介護者が自分の事を話すだけでも相手は楽しい気分になってくれます。

ですが、話しすぎには注意!バランスを考えて話しましょう。

耳が聞こえにくい方にはどう話しかけたらいい?

補聴器

他の職員が耳元で大きな声で話しかけている高齢者がいる。きっとその方は耳が聞こえにくいのでしょう。
話しかけられている側の耳は大声でかろうじて聞こえ、反対側はほとんど聞こえないのかもしれませんね。

聞こえの良くない方に対しては、相手の表情をよく見て会話をしなくてはなりません。なぜなら良くない聴力を一生懸命に研ぎ澄ませ、相手の言いたいことを理解するという事は非常に疲れるからです。

時に聞こえが良くない方に対して、一般の方に話すのと同じ速さで話す方もいらっしゃいますが、正直NG。業務都合だけ考えて、高齢者を疲弊させてしまっている他ありません。

聞こえの良くない方には、疲れていないか表情を確認しながらゆっくりと話すのが基本。
さらに聞こえやすい音があり、多くの高齢者が高音より低い声の方が聞こえやすいでしょう。

まとめ

いつかあなたにも高齢者の方と円滑にコミュニケーションを取ることが出来る日が必ずやってきます。

しかしこういった技術って一朝一夕では身に付かないもの。毎日実践してこその介護技術ですから、失敗しても恐れずに、高齢者の皆さまの胸をどんど借りるつもりで挑んでください。

だた楽しく、気楽な心構えを基本としましょう。
高齢者の皆さまは、介護者であるあなたが身を固くして緊張することを望んではいません。あなたがリラックスすれば、会話も弾むでしょう。

(Posted by namiki)

 

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