【コロナ疲れに負けない】高齢者のメンタルケア方法5選

【コロナ疲れに負けない】高齢者のメンタルケア方法5選

昨年度よりとどまることを知らず猛威を奮っている新型コロナウイルスは、高齢者の生活も脅かしています。コロナウイルスによるストレスから閉じこもりがちとなる高齢者も多く、感染症そのものだけではなく新たな社会的問題も浮上してきました。コロナウイルスによる高齢者の不安を受け止めたうえで、今日からでも実践できるメンタルケア方法を紹介します。

コロナ

新型コロナウイルス感染症とは?

2019年12月より中国の武漢で発見された新型コロナウイルス感染症(COVID-19 )は、今や世界中に広がり重症化すると致死率の高い感染症として、世界規模で対策が求められています。日本でも感染が広がり続け、4月24日時点で12,000人以上が感染し、300人以上の人が亡くなっています。比較的会殿症状で終わる人も多いのですが、重症化すると高熱、胸部不快感、呼吸困難などが出現し、肺炎へと移行し、症状が急激に重くなったり死亡する人が後を絶たない悪魔のような感染症となります。

要注意!重症化しやすいのはこんな人に多い

小児や若年層の中には、感染したとしても症状が現れない無症状病原体保有者や比較的軽度の症状で収まる人もいます。しかし中には重症化し、若くして命を散らしてしまう人もみられています。

新型コロナウイルス感染者のうち、特に高齢者や糖尿病・慢性呼吸器疾患などの呼吸器疾患の既往があれば重症化のリスクが高まるとされています。厚生労働省による年代別死亡率によると40歳までは0.1%以下の死亡率ですが、50歳代で0.4%、60歳代で1.7%、70歳代で5.2%と段階的に増加し、80歳代ではなんと11.1%と急激な増加がみられています。日本政府は特に高齢になればなるほど重症化する例が多く、手洗い、うがいなどの感染予防対策を徹底するようによびかけています。

先行きの見えない不安によるコロナ疲れ

疲労

新型コロナウイルス感染症による二次障害として、今社会的に問題となっているのが「コロナ疲れ」です。4月7日に緊急事態宣言が発令され、不要不急の外出が自粛され、多くの店舗が休業となりました。新型コロナウイルス感染症の恐怖や外出自粛によるストレス、先行きの見えない不安から精神に不調をきたす人も増えています。特に高齢者では引きこもり状態となる人も多く、生活が不活発になり筋力や体力の低下、ストレスによる体調のへんかなどの症状に悩まされている人も多くみられています。

高齢者に対するメンタルケア

手を握っている様子

多くの高齢者は、高齢者に重症化が多いという事実や連日繰り返されるコロナウイルス関連のニュース、政府の対応の遅れなどの原因もあり、日々の生活に不安を感じている人も多くいるようです。気持ちがふさぎ込んで、人と接することすら億劫になってしまった人もみられています。しかしながら、引きこもり状態が続けば、体力・筋力とともに免疫機能も低下し、より重症化してしまうリスクを高めてしまいます。高齢者の新型コロナウイルス感染症に対する不安を軽減するためのいくつかの方法を紹介します。

声をかけよう

コロナウイルスに対する不安から、人との接触を避ける傾向のある人もみられています。特に一人暮らしをしている高齢者にこういった傾向が強くみられています孤立化を防ぐためには人と会話することが重要です。家族であれば時々電話をかけるだけでも高齢者の不安は軽減するでしょう。自宅に訪れて、一緒に少しの時間でも接するだけで孤立化のリスクは縮小します。家族以外の人であれば、地域の見守りサービスやボランティアグループによる見守りや玄関先でちょっとした会話を交わすだけでも頑なになった気持ちが少しでもほぐれるでしょう。

たまの外出や散歩も必要

体力が落ちると感染のリスクや重症化のリスクが高まります。引きこもり状態になればなるほど、屋外に出ることが億劫となってくるでしょう。人ごみを避けて河原など景色の良い場所を散歩するだけで気持ちが晴れやかになります。ストレスに対抗するにも体力が必要です。ちょっとした運動を日々の生活に追加するだけでストレスに負けない強い気持ちを持つことが出来るでしょう。

【外出ができない・・・という方には室内レクもありますよ♩】

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栄養のあるものをしっかり食べよう

3食しっかりと栄養のあるものを食べることも重要です。食べ物に含まれる栄養成分により免疫機能が高まります。食べ物には栄養だけでなく気持ちをリラックスさせる効果もあります。反対に栄養が足りないとすぐにイライラしたり、気持ちが滅入ってしまいやすくなります。自分で調理をすることが億劫となってしまった人や感染を恐れてスーパーマーケットに行くことに不安を持つ人には、配食サービスがおすすめです。現在、介護様な配食サービスだけでなく、多くのレストランでも配食サービスを行っています。上手く配食サービスを活用してみましょう。

【食事宅配サービスについての詳細はこちら】

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睡眠しやすい環境をつくろう

「コロナ疲れ」によって夜が寝つきにくくなってしまった人も多く報告されています。睡眠不足になると、集中力が低下したり免疫機能が低下したり、イライラしたりとコロナ疲れをさらに助長させてしまいます。睡眠薬を使って睡眠をとることも場合によっては必要ですが、まず自分自身の部屋の環境にも目を向けてみましょう。枕の高さは合っていますか?決まった時間に睡眠・起床できていますか?照明を消して寝ていますか?部屋の温度は丁度良いですか?少しの工夫で睡眠の質が大幅に改善され、心と身体をしっかりと休ませられることができます。

困ったときにすぐに連絡できる場所の確保しよう

もしも新型コロナウイルス感染症になってしまったらと考えると、不安の種は尽きません。コロナウイルス感染症をはじめ、体の調子を崩したときに連絡する病院等をリスト化しておくと、高齢者の不安感は軽減するでしょう。病院や施設、担当のケアマネージャー等の名前と連絡先を書いたリストを見えやすい場所に貼っておくと良いでしょう。また家族の連絡先や友達の連絡先も張っておくと、電話番号が思い出せない時にも便利です。

高齢者のコロナ疲れを解消しよう!

新型コロナウイルスは感染による恐怖だけでなく、見通しの立たない不安により高齢者のストレスを増大させます。コロナ疲れにならないためにも普段から生活リズムを整え、免疫力を高めていくことやストレスを発散する機会を作ることは非常に重要です。今回紹介した方法以外にも、ご自身にあった方法があれば積極的に活用し、このストレスフルな状況を乗り切りましょう!

(Posted by めっし~)

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※掲載情報につきましては、 2020年05月18日公開時点のものです。 施設情報・制度・資格などにつきましては、改定などにより最新のものでない可能性があります。必ず各機関や団体、各施設などにご確認ください。