睡眠時の手の痺れ、原因と対策は?

睡眠時の手の痺れ、原因と対策は?

睡眠時の手の痺れ
朝起きると何だか手が痺れているけれど、原因が分からない。そんな現象がある方もいるのではないでしょうか?

今回は、睡眠中に起きる手の痺れの原因と個人でできる簡単な対策を記事にしていきます。
ぜひ参考にしてみて下さい。

手の痺れは眠りの浅さが原因?

手の痺れは自律神経の乱れで起こる場合があります。睡眠時間が少なくなったり、眠りが浅かったりすると、血の巡りが悪くなり血行不良になってしまいます。

血行不良は自律神経が乱れる原因の1つです。
血行不良になると血と一緒に流れて届けられるはずの酸素が足りず、神経が酸欠を起こしてしまいます。その結果、自律神経が乱れて手足の痺れを感じることがあるのです。
自律神経の乱れが原因の手の痺れは、両手や全身に痺れを感じる場合が多いです。

また、睡眠時の「ミオクローヌス」という、睡眠中に手足の筋肉に痙攣が起こり、眠りから醒めてしまう症状が原因の場合もあります。眠りの浅い時間帯に起こる事が多いですが、たまに目覚めない場合もあります。

ちゃんと眠ってたのに倦怠感がある場合はミオクローヌスの可能性が考えられますね。
ミオクローヌスが続くと、不眠や浅眠に繋がり自律神経の乱れにもつながってしまいます。

浅眠が原因のときの対策は?

自律神経の乱れが原因で手の痺れが起きている場合は、血流を良くしていくことが大切です。

血流を良くするには適度な運動と、ストレッチが対策になります。
運動によって筋肉が付けば、基礎代謝が上がり血行不良が改善できる可能性があるのです。ストレッチも続けることで柔軟な筋肉になり、血の巡りが良くなっていきます。

血行不良の改善にオススメの運動はスクワットのような大きい筋肉を使う運動や、サッカーやランニングのような走る動作がある運動です。

ふくらはぎは第2の心臓とも呼ばれ、心臓に血液を戻すポンプの役割を持っています。
ふくらはぎを動かせばその分血液が循環しやすくなるということですね。

ミオクローヌスは覚醒のときは、身体が落ちるような感覚が特徴です。睡眠障害に類される症状ですが、生理的反応でもあるので稀に起こる程度であれば対策が不要な場合もあります。
原因としては精神的、肉体的な疲労、カフェインやニコチンの過剰摂取が原因になりやすいです。

しかし、症状がひどくなってくると一日に何回も目が覚めてしまい不眠に繋がる恐れもあるので、症状に覚えがある方は一度受診してみても良いかもしれません。

薬の副作用の可能性も

薬のイメージ
睡眠薬や、精神安定剤を服用していると、薬の副作用が手足の痙攣や痺れに繋がる場合もあります。
薬の服用と手足の痺れが起きた時期が近ければ副作用の可能性もあるので、その場合は主治医と相談していく必要があります。

また、介護職はシフト制や夜勤がある職場が多く、睡眠に問題を抱えている方も多いのではないでしょうか。入眠時間が不規則になると身体が上手くリズムを作れず、いざ眠ろうとしてもなかなか寝付くことができなくて不眠に繋がることもあります。

個人でできる対策としては、眠る時間の2時間前に湯船につかり体温を上げておく、ポリフェノールが入っているココアを飲むなどの対策が考えられます。

寝る前に激しい運動をすると脳が覚醒し、不眠に繋がる可能性もあります。寝る前は脳が覚醒するような刺激のある行動は控えるようにすると良眠に繋がります。

手の痺れ、睡眠中の姿勢が原因?

睡眠中の姿勢によっては、自重で頸椎付近を圧迫してしまうことで手の痺れが起きる可能性があります。

頸椎は頭と身体が繋がっている部分なので、身体に通る全ての神経系の通り道です。中でも頸椎下部からは腕から手先にかけての神経経路が流れています。

仰向けで寝ている場合は別ですが、眠っている間は頸椎下部は下になっている場合が多いです。寝姿勢が悪いと頸椎下部に過剰に圧迫がかかり結果として、腕や手先の痺れに繋がってしまいます。

寝姿勢が悪い場合の対策は?

施設だと自力で寝返りができない利用者の為に、毎時間体位変換やクッション、枕を使って負担がかからないような寝姿勢を保持しています。

しかし、自分にそれを行うのは難しいですよね。頸椎下部に圧迫がかかる要因としては寝具が自分に合っていない場合があります。枕が体格や寝姿勢と適していない、布団が沈みすぎて肩から首にかけて負担がかかっている等です。

枕が自分に合っていない場合はまずは、自分の寝方に合わせて形を考えてみましょう。
仰向けで寝る場合は首の骨がS字カーブを描くような高さで、元々S字の形になっている首元安定型の枕を。横向きの場合は頭と体が平行になるような高さを選ぶと負担が少ないです。

寝る姿勢が決まってなかったり、寝返りが多い方はビッグサイズの頸椎支持・横向き対応型の枕を選ぶと自分にフィットした寝方を探しやすいのではないでしょうか?

布団が沈んでしまう場合は低反発マットレスなどを寝具に導入してみても良いかもしれません。布団ではなく、ソファベットを利用してみるのも一つの手ではないでしょうか。

まとめ

ぐっすり眠るイメージ
身体の痺れは脳梗塞などの予兆の場合もあります。その為、原因が何であれ個人で対策できることを試しつつ、一度病院行ってみるというのが一番の対策です。

介護士の場合は移乗や、掃除などで身体を動かす機会も多いので、痺れが続くと仕事に影響が出てしまいます。
症状が軽い間に早めの対策をとって大事にならないようにしていきたいですね。

 

(Posted by にわたまこ)

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※掲載情報につきましては、 2020年04月25日公開時点のものです。 施設情報・制度・資格などにつきましては、改定などにより最新のものでない可能性があります。必ず各機関や団体、各施設などにご確認ください。