【介護士が教える】通所・入所の1日のタイムスケジュールとは?

【介護士が教える】通所・入所の1日のタイムスケジュールとは?

同じ介護の仕事といえども、通所と入所の介護サービスでは業務やスケジュールに大きな違いがあります。自身が働いている以外の場所については見えにくいものですが興味がある方は多くおられるのではないでしょうか。

今回は、通所と入所の介護サービスでスケジュールにどのような違いがあるのか紹介させていただきます。

一日の流れ(タイムスケジュール例)

タイムスケジュールのイメージ

詳細なタイムスケジュールは施設によって異なりますが、それぞれのスケジュールの一例をご紹介します。

 

通所介護サービス

 

9:00        勤務開始

◇送迎の準備

  • 車両の用意
  • ご利用者別の送迎表チェック

◇ご利用者の受け入れ準備

  • 利用するご利用者の名簿チェック
  • 介護記録や他事業所から提供されているご利用者に関する情報を確認
  • ご利用者に応じた環境を用意(テーブルや座布団のセッティング、ベッドの用意、浴室の準備、等)

◇ご利用者を自宅へお迎えに行く
施設によっては専属の運転手がいることがあります。いなければ介護職員が運転をします。車両は小型から大型のものまで様々です。

 

9:30     施設でご利用者の受け入れ

◇施設によりますが職員全員が送迎に出るのではなく、施設に残り受け入れをする職員が一人はいることが多いです。

  • 健康チェック(血圧・脈拍・体温)
  • お茶などの飲み物を提供(水分補給)

◇ご利用者の見守り
ご利用者だけでなく職員の出入りもはげしい時間帯になるので、ばたばたとしやすく介護事故などへの注意が必要になります。

 

10:30      入浴介助

◇レクリエーション(各種ゲームや歌、趣味活動、等)
内容は施設によって様々です。個人の趣味をサポートするものから集団で賑やかに行うもの、介護予防を目的としたものなどです。介護職員はご利用者や施設の特色に合わせてレクリエーションをおこないます。

◇機能訓練
リハビリテーションを必要とする高齢者には、通所リハビリテーション(デイケア)の利用が適切と考えられますが、デイサービスの中でも、機能訓練指導員によるリハビリテーションを行える施設が多くなっています。
介護職員はそれらの補助をします。

 

11:30  嚥下体操

 

12:00      昼食
介護職員はご利用者の状態に合わせて食事介助をします。通所介護サービスでは自力で食事をされる方も多いですが、そういった方も誤嚥しないようにしっかりと見守りをする必要があります。

◇服薬介助・口腔ケア

◇休養
昼寝をしたり、お喋りをしたりとそれぞれがゆっくりと過ごすので、それらに合わせてサポートが必要であれば行います。

 

14:00    体操、レクリエーション(各種ゲームや歌、趣味活動、散歩やドライブ、等)

◇介護記録の作成

 

15:00      お茶・おやつ
おやつは市販のものを提供していることもあれば、介護職員による手作りのものを提供しているところもあります。

 

16:30      送迎の準備・ご利用者を自宅までお送りする

 

17:30  施設の清掃・翌日の受け入れ準備

◇ミーティング(ご利用者の情報整理と共有、等)

 

18:00  勤務終了

※通所介護での働き方は日勤が中心ですが、お泊りデイサービスの利用があれば夜勤をすることになります。

 

入所サービス

6:30 起床・着替え・洗面・トイレ誘導・排せつ介助

 

8:00 朝食・服薬介助・口腔ケア

 

9:00 トイレ誘導・排せつ介助

 

10:00 お茶(水分補給)

◇レクリエーション・機能訓練

◇入浴介助

 

11:30 嚥下体操

 

12:00 昼食・服薬・口腔ケア

 

13:00 トイレ誘導・排せつ介助

 

14:00 レクリエーション

◇入浴介助

 

15:00 おやつ・お茶(水分補給)

 

16:00  トイレ誘導・排せつ介助

 

18:00  夕食・服薬介助・口腔ケア

 

19:00 着替え介助

 

20:00 トイレ誘導・排せつ介助・就寝介助

 

21:00 消灯

 

0:00  排泄介助

 

4:00   排泄介助

◇夜間は1から2時間おきくらいにご利用者の安否を確認するために各居室の見回りを行います。

◇ご利用者の様子を見ながら空き時間を使い介護記録の作成、ミーティング、ご利用者の衣類の洗濯、清掃などの業務を行います。

通所と入所の違い(まとめ)

通所と入所の介護サービスでは、同じ介護の業界といえども上記のように働き方や業務、スケジュールは大きく異なります。ご利用者が生活をおくる場所が自宅であるか施設であるかの違いと言えるでしょう。

私見ではありますが実際に通所・入所の両方で働いた経験をもとにスケジュールや業務について簡単に思うことをまとめてみました。

 

通所

  • 送迎の時間にとにかくバタバタと忙しくなりやすい。
  • ご利用者が毎日変わるので慣れるまでが大変。
  • 職員が日勤帯に固まっており、数が多いのでスケジュール通りに働きやすい。
  • ご利用者を自宅に送り終わると気持ちがほっとする。

 

入所

  • 配置されている職員数が少ないので1日とおしてバタバタとすることが多い。
  • バタバタすることが多いのでスケジュールとおりに業務が進みにくい。
  • ただし、生活の場が施設なので時間やスケジュールについて融通がつきやすい。

一例ではありますが通所・入所の業務について紹介しました。それぞれで行う業務に違いがあることから、どうしても働き手にとって向き不向きがでてきます。

もし、他の施設や介護サービスへの興味がある・転職を考えているという方は今回ご紹介した内容を含め、それぞれの特徴を把握することが大切になってくるので参考にしてみてください。

(Posted by 子守熊)

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※掲載情報につきましては、 2020年01月21日公開時点のものです。 施設情報・制度・資格などにつきましては、改定などにより最新のものでない可能性があります。必ず各機関や団体、各施設などにご確認ください。

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