【基本的でも超重要!】介護職員が行う「報告」「連絡」「相談」のポイント

【基本的でも超重要!】介護職員が行う「報告」「連絡」「相談」のポイント

報連相をする女性の画像

「報告」「連絡」「相談」(以下、報連相)は、どんな職業においてもとても重要なものです。介護の仕事も例外ではなく、報連相がきちんとできているか否かで仕事の効率やケアの質にも影響します。

介護の現場では、報連相の重要性や在り方をしっかりと理解し、有効的な手段として活用することが大切になってきます。ここでは、介護職員における報連相のポイントをまとめてみました。

■なぜ報連相が重要なのか

付箋を貼って報連相をするイメージ

もし報連相をしなかったら、コミュニケーション不足になったり職員全体での情報の共有ができなくなってしまいます。このような状況下では的確なケアをすることが困難になり、トラブルが多くなったり、利用者の方の状態が悪化してしまう可能性もあります。

普段から報連相をしっかりと行うことで、職員間でのトラブルの軽減にもつながります。すると仕事の効率が上がり、より良いケアを提供できるようになるのです。では、しっかりとした「報連相」とはどのようなものなのでしょうか。

■介護における報連相とはこのようなもの

上司などに報連相をするイメージ

報連相は単純なようで意外に難しく、伝え方ひとつで相手の捉え方も変わってきます。ですから、なにを・どのように・どのようなタイミングで伝えるのか、きちんと理解して伝えることがとても重要になります。

報告=ケアの経過・結果の報告

仕事における「報告」とは、頼まれた仕事を遂行するにあたって、頼んだ本人や関係者にその経過や結果を提示する、という意味があります。これは介護の現場でも然りです。

しかし、介護の現場では「頼まれた仕事」をするというより「ケアプランに沿ったケア」をすることが主になってくると思います。ですから、ケアの「経過と結果」に問題点や成果があった時・気づいた点があった場合には、その内容を報告しましょう。

報告するときは、主観ではなく事実を簡潔に伝えることが重要です。「私はこう思う」という意見も大切ですが、まずは事実を伝えることが第一。主観と客観をごちゃまぜにせず、分けて伝えると相手にわかりやすく伝えることができます。

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連絡=必要な情報の伝達・共有

連絡とは、仕事をする上で必要な情報を伝達することです。仕事中に知り得た情報や外部から得た情報は、その仕事に関わっている人たちにも知らせる必要があります。

報告が「経過・結果」なのに対し、連絡は「〇時に□△をする」「このような流れで行う」という情報を共有することです。簡単に言えば伝言のような感じです。

相談=アドバイスを頂く

わからないことがあった時や迷いがある時にモヤモヤしたまま仕事を続けていると、間違ったケアをしてしまったり事故を引き起こしてしまう可能性もあります。

しかし、わからないことは何でもかんでも相談すればいいという訳ではありません。自分なりに考えたり調べたりしてみて、それでもわからない場合や判断に悩む場合には、上司や仲間に相談することも大切なのです。

ケアをするにあたっての相談だけでなく、人間関係で悩んでいるときには信頼できる上司や仲間に話を聞いてもらい、ストレスを溜めないように心がけましょう。

■介護における報連相が必要な場面を事例で解説!

事例を紹介する女性

介護の現場での報連相がどのようなものなのかはお話ししましたが、まだなんとなくしっくりこないという方もいるのではないでしょうか。

ここでは介護の現場での事例を挙げて、もう少し詳しく、わかりやすく説明していこうと思います。ここで「なるほど」と思うことができれば、日々の仕事に反映できると思います。

 

事例①
Aさんは現在介護食ではなく通常の食事をとっている。今朝は、いつもは見られない咳込みやむせ込みがあった。食事自体は完食し、その後も問題なく過ごしている。

これは「食事は介護食でなく通常のものを提供する」というケアプランに沿ったケアを遂行している中で起こった事実です。食事中の咳込みやむせは嚥下機能の低下の可能性があり、ケアプランの変更を検討する必要があるかもしれません。また、その後に誤嚥性肺炎を発症する可能性もあるため、その後問題無く過ごしたとしても、上司やケアマネージャーなどに「咳込みやむせ込みがあった」という事実を報告しなければなりません。

 

事例②
利用者の方が今度病院で検査をすることになり、検査前日の20時以降は水以外の飲食は禁止であると医師に言われた。

→これは仕事中に知り得た情報にあたります。このような場合、連絡を怠ってしまうと20時以降に飲食をしてしまう可能性も考えられるため、職員全体に連絡し情報を共有する必要があります。

 

事例③
Bさんはなかなか寝付けず介護職員に睡眠薬が欲しいと訴えたが、Bさんの家族からはなるべく他の方法で対処してほしいと言われている。しかしBさんの訴えはその後も続いており、現場の介護職員は対応に困惑している。

→なかなか最善策が思いつかない場合は、上司や仲間に相談し他の方法を一緒に考えてみましょう。自分では思いつかなかった方法を提案してくれるかもしれません。

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■報連相はケアの質を高めるためのもの

報連相はとても大切なコミュニケーションの一つですが、どれが報告でどれが連絡なのかということが重要なのではなく「なぜ必要なのか」ということを理解することが重要です。

介護の基本はより良いケア・質の高いケアを提供することです。そのためにも職員間でのコミュニケーションを密に取り、まずは職場の環境を整えましょう。

(Posted by yumiiiii.sasakii)

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※掲載情報につきましては、 2019年11月07日公開時点のものです。 施設情報・制度・資格などにつきましては、改定などにより最新のものでない可能性があります。必ず各機関や団体、各施設などにご確認ください。

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