介護職員が身につけたいコミュニケーション術!気になるそのポイントは?

介護職員が身につけたいコミュニケーション術!気になるそのポイントは?

コミュニケーションをとるイメージ

こんにちは。介護福祉士のyumiiiii.sです。今回はグループホームやサービス付き高齢者向け住宅で勤務していた経験から、介護職員なら知っておきたいコミュニケーション術についてお話ししようと思います。

最近では外に出なくてもネットで買い物ができたり、パソコンやゲームが普及し家で一人で過ごしても退屈しないような時代になってきました。便利な世の中になる一方、他者と関わる機会が減り、特に若者のコミュニケーション能力が低下しているとの指摘もあります。

コミュニケーションを取らないと人間関係が希薄になり、信頼関係も構築されません。介護の仕事は一人の「人」を相手にしているわけですから、コミュニケーションを図ることがとても重要になってくるのです。

介護職員に求められるコミュニケーション

利用者さんとのコミュニケーション

では、介護の仕事にはどのようなコミュニケーションが必要なのでしょうか。ここでは、現場で必要なコミュニケーションについてお話していきます。

利用者とのコミュニケーション

介護を受ける側=利用者の心理はとても複雑です。できないことが増えてきて悲しい気持ちになったり、劣等感に苛まれたり…しかし色々頼むと嫌われてしまうのではないか…というように、不安を抱え込んでしまう方も多いと思います。

自分が介護を受ける側になったとき、目を合わせず声もかけてもくれない職員ばかりだったらどう思いますか?きっと心を閉ざし、悲しい気持ちや寂しい気持ち、時には怒りさえこみあげてくるのではないでしょうか。

誰だって、できることなら自分のことを理解し意思を尊重してくれる職員にケアを受けたいと思いますよね。好きなことをして、時には他愛もない会話で笑って、毎日を楽しく過ごしたいと思うのではないでしょうか。

利用者の家族とのコミュニケーション

利用者の家族は、利用者がどのような環境でどのようなケアを受けているのかを知る権利があります。しかし自分から職員に話しかけることをためらう家族は意外と多く、職員も家族に対してのケアが疎かになりがちです。

利用者の家族の心理も、利用者と同じようにとても複雑です。「母は迷惑をかけてないだろうか?」「父はちゃんとケアしてもらっているのだろうか?」「日中はどのように過ごしているのだろうか?」と、様々なことを考えているのです。

ですから、利用者にもその家族にも安心して生活してもらえるよう、利用者の家族ともコミュニケーションを図り、最近の様子や行われているケアについて伝える機会を作りましょう。

職員間でのコミュニケーション

介護の職場では、20代から60代と幅広い年齢の方が一緒になって働いていることも多いです。中には10代・70代の方が働いている職場もあります。ですから、ジェネレーションギャップを感じやすいという悩みもあります。

ギャップを感じてしまいコミュニケーションが疎かになってしまうと、せっかく利用者やその家族とコミュニケーションが取れていても、その力を最大限に活用することができなくなってしまいます。

年齢に差はあれど、同じ志をもってチームケアを行う仲間の一人です。「これだから若い子は…」「これだから昔の人は…」というような考えは捨て、お互いを理解し合いながらコミュニケーションを図りましょう。

身につけたいコミュニケーション技術

相手に共感するイメージ

では、具体的にどのようにコミュニケーションを図れば良いのでしょうか。信頼感や安心感を与えることのできるコミュニケーション技術を身につけましょう。

否定はせず共感しよう

誰にだって自分の考えや思いがあるもの。しかし、その思いは人に押し付けるものではありません。自分と異なる考えの人がいたらそれを否定するのではなく、まずは受け入れてあげることが大切です。

利用者の「寂しい」「嬉しい」という気持ちや、家族の「こうしてほしい」という気持ち、職員の「こうしたい」という思い。相手の奥にある思いをくみ取り、受容し、共感してあげることで、少しずつ信頼関係を築きましょう

相手の立場になって考えよう

相手の気持ちがわからない時は、自分の立場から見るだけでなく、様々な角度から俯瞰的に見ることで相手の気持ちが見えてくるはずです。「俯瞰的に」と言いましたが、これは、客観的に捉えることや相手の立場になって考えることです。

相手の気持ちを読み取ることができれば、自分がすべき行動を導き出すことができるようになるはずです。相手の求めているものを的確に捉え、より良い関係性を構築していきましょう。

介護の仕事でよく言われる「寄り添う」とは?「寄り添う」ことの具体的な仕事内容とは?

非言語的要素を意識しよう

コミュニケーションは、会話術だけではありません。人間は無意識に、表情や仕草などからも相手の気持ちを読み取ります。同じことを言っていても、笑顔で言われた場合と無表情で言われた場合では、言われた側の受け取り方は大きく違ってきます。

コミュニケーションを密に取りたい場合は、非言語的コミュニケーションを意識しながら接してみましょう。目線の高さを合わせたり、時には手を握ってみたり…落ち着いた穏やかな声で話すだけでも相手に与える印象はグッと変わってきます。

普段の生活から気を付けよう

コミュニケーション能力は、仕事中だけ意識して行っていても身につくものではありません。普段から、自分の家族や友達に対しても共感する心や優しい心をもって接することが、仕事でのステップアップにつながります。

普段から会話をすることも大切なことですが、非言語的コミュニケーションも活用し、心と心でコミュニケーションを取ることができるようになると良いですね。

(Posted by yumiiiii.sasakii)

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で
※掲載情報につきましては、 2019年11月22日公開時点のものです。 施設情報・制度・資格などにつきましては、改定などにより最新のものでない可能性があります。必ず各機関や団体、各施設などにご確認ください。

仕事お役立ちコラムカテゴリの最新記事